コンピュータエンタテインメントソフトウェア協会(CESA)は7月5日,今秋開催予定の「東京ゲームショウ 2000秋」の開催概要について発表会を行った。
既報の通り,「東京ゲームショウ2000秋」は,2000年9月22日〜24日の3日間,幕張メッセで開催される(22日はビジネスデー)。
CESA専務理事・渡邊和也氏は,「プラットフォームの高性能化・多彩化や,他分野との融合により,コンピュータエンターテイメントのユーザー層は拡大している」と市場を分析。TGS開催の意義が重要であることを強調した。
同時に「TGSは回を重ねるごとに海外からの注目が高まっている。その期待に応えることができるイベントにしたい」(渡邊専務理事)と,抱負を語った。
今回のTGSは“原点に戻る”をコンセプトに,テーマを「生活を楽しむエンターテインメント 〜The Entertainment of Your Life〜」としている。CESAによれば,このテーマはゲームは生活に密着したエンターテイメントである,だれもが生活を楽しくするための1つの手段であることを表現しているという。
会場は従来同様,幕張メッセの展示ホール1〜8までを使用。新作ゲームが紹介される「一般出展コーナー」は,展示ホール2〜6に集約される。関連グッズが販売される「物販コーナー」はホール1に,イベントステージやインフォメーションコーナーである「TGSナビプラザ」はホール7に,それぞれ従来同様設置。
今回からの新コーナー「ベンチャーブース」は試遊台のみの専用スペースで,来場者がより多くのゲームを楽しめるスペース。低価格で出展できるため,多彩なメーカーのゲームが並びそうだ。
もう1つの新コーナー「ネットワークエンターテインメントコーナー」は,オンラインゲーム・ネットワークゲームなどのネットコンテンツが集結。注目を集めそうだ。
総出展社数は63社。総出展小間数は1144小間(7月5日現在)で,現時点で前回のTGS2000春の66社・1259小間をやや下回る状況。
恒例のメインビジュアルも公開された(写真)。従来の未来的なものから,アットホームなイメージのビジュアルとなり,より身近になったゲームの存在をアピール。このメインビジュアルのキャッチコピーは「みんなゲームが好きなんだぁ」と,非常に分かりやすいものが使われている。
20世紀最後を飾るビッグタイトルが集うTGS2000秋に,キミも参加しよう! 入場料は前売り1,000円(チケット販売は8月上旬から),当日1,200円(小学生以下は無料)。
[原 毅彦, SOFTBANK GAMES]
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