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8月20日，秋葉原の広瀬本社ビルにおいてMSXのイベント「MSX電遊ランド2000」が開催される（写真は昨年のMSX電遊ランドの模様）。 MSXは'83年にマイクロソフトが提唱したパソコンの世界統一規格。松下，ソニーら家電大手がこぞってMSXマシンを発売し，総計500万台を出荷。PCユーザーを劇的に増やした。 テープや5インチFDが主体の時点で，カートリッジ形式によるソフトのリリースなどで，手軽にゲームも楽しめることも人気だった理由だろう。今の最新ゲームを開発しているクリエイターやプログラマーの中にも，MSXが「初めてのPC」だったという人も少なくない。 PC-9801やWindowsらに家庭用PCの主役を譲ったものの，今なお世界中で愛されているプラット―フォームなのだ。 「MSX電遊ランド2000」では，世界中から集まったMSXフリークスの作品が集まる。 昨年開催された同イベントでは，MSX用のSCSIカートリッジや拡張メモリが出展されており，注目を集めていた。今年も，欧州や南米からも出展される見込み。 また，アスキー副会長の西 和彦氏、アスキーメディア技術開発室・室長の山下良蔵氏による特別講演も予定されるなど，今回も要チェックのイベントとなりそうだ。
[SOFTBANK GAMES]
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2000年7月10日 更新
今年もMSXのイベントが秋葉原で
