セガ・エンタープライゼスは7月21日から,東京都内のアミューズメント施設3カ所を光ファイバーネットワークで接続する「エンターテイメントステージnet@」を展開する。その概略説明が同社内において行われた。
このサービスは,1Gbpsという光ファイバーの高速ネットワークにより,映画やミュージックビデオクリップの閲覧,対戦ゲームなどが専用の端末(後述)で楽しめるほか,TV電話としても利用できる。
300種類近くのコンテンツが用意され,映画では名作と呼ばれる邦画群のほか,今秋公開予定の「EUREKA」が先行で閲覧できるのも(8月6日まで)注目。ほかにも,水着セクシーアイドルのビデオダイジェストやサーフィンのテクニック映像,アニメ,声優プロモビデオ,さらには占いや通常のTV,教育関連などなど,かなり充実した内容となりそうだ。
各施設に設置される専用の端末(写真)は,タッチパネルモニタを採用し,CCDカメラにより遠隔地間でも,映像を交えたリアルタイムコミュニケーションも可能となる。
この端末は,池袋GIGO,渋谷GIGO,東京JPに各50ずつ設置され,各種サービスを利用できる。利用料金は初回が30分まで600円(2回目500円),延長すると150円/10分(両GIGOの価格設定)が追加される。
なお既報の通り,年内には「net@」の決算に,ICカードを利用したシステムの導入も予定されている。セガではカードシステムの導入により,人権費の削減や顧客データの蓄積などを実現していきたい意向だ。
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