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ナムコはSCEIとの共同開発による，プレイステーション２と互換性のある業務用基板『システム246』（仮称）を発表した。 この『システム246』はSCEIがPS2をベースに開発したコア基板と，ナムコが開発したインタフェース基板を組み合わせたもの。新たなシステムをゼロから開発するのに比べ，非常にコストを抑えたかたちで開発が可能であり，またソフトウェアの開発も行いやすいというのが狙いだ。 業務用ゲームの開発メーカーだけではなく，家庭用ゲームの開発を行っていたメーカーに対し，業務機参入への新たな道を提供できるという意味で，非常に意義深い製品といえる。またメンテナンスや販売ルートに関するサポートもナムコが行うことを検討しており，家庭用ゲーム開発メーカーにとっても参入のしやすい環境が整いそうだ。 この基板のためにナムコが現在開発中のゲームは『リッジレーサー Ｖ アーケードバトル』となっている。これは間もなく開催されるAMショーで公開予定となっているので要チェックだ。 家庭用と業務用で相互にソフトが移植されている昨今，こういった互換基板の登場はソフト開発メーカーにも我々ユーザーにも，ソフトの素早くハイクオリティな移植が可能なので嬉しい限り。今後，どういったソフトが登場してくるか，非常に楽しみだ。 [SOFTBANK GAMES]
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2000年8月31日 更新
ナムコがPS2ベースの業務用基板を開発
