ソニーは9月12日，プレイステーション2専用プリンタ「popegg」を11月15日に発売すると発表した。

「popegg」は，名前通り卵型のデザインが特徴のA6対応インクジェットプリンタ。解像度は360×360dpiだ。はがき作成ソフト「PrintFan」とのパッケージキット「PrintFan with popegg」としてリリースされる。なお，PS2本体と「popegg」はUSBケーブルで接続する。

「PrintFan」は，PS2にデジタルカメラ“サイバーショット”などから画像を取り込み，コメントなどの情報を付けてPS2専用メモリーカードに保存可能。

　簡単にこの画像をはがき形式に簡単にレイアウトでき，ソフトに組まれる干支等のイラストを挿入してオリジナル年賀状などが作成できるのだ。年賀状やクリスマスといった行事に対応したイラストを約400点も収録されているぞ。専用のシール用紙も用意されるので，さまざまな用途で楽しむことができそうだ。

　価格はオープン。専用用紙（光沢はがき）25枚パックが350円，コート紙100枚が350円，4分割シール10枚が500円。

　同時に「popegg」に賛同する各ソフトメーカーから，対応ソフトが発表された。

　アイディアファクトリーの「まみむめ☆もがちょのプリントアワー」（12月発売予定）は，ミニゲームをクリアすると印刷できるイラストなどが増えていくというタイトル。

　ダズのフィッシングゲーム「レイクマスターズEX」では，バスを釣り上げたシーンをプリントアウトできる。釣った魚のサイズなども印刷されるので，コンテストなどにも利用されるかも？

　今後も「popegg」の印刷機能を利用したゲームやユーティリティが，PS2でたくさんリリースされそうだ。今後の展開に注目したい。

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