カノープスは10月12日,グラフィックアクセラレータボード「SPECTRA 8800」を11月上旬に発売すると発表した。
「SPECTRA 8800」は,NVIDIAのアクセラレータチップ「GeForce2 Ultra」を搭載。グラフィックメモリとして,動作クロック460MHz相当(230MHz×2)でドライブされる超高速メモリを64MB搭載しており,「リアルな3D表現と高フレームレートでの表示を実現」(カノープス)できるハイスペックグラフィックアクセラレータボードだ。
インピーダンスコントロール基板(変則6層プリント基板)という新しい製造方法のプリント基板を採用。DDRメモリの配線のインピーダンスマッチングを制御し,高速域での信号の乱れを抑えるという。
低振動,低騒音を実現したパナソニックの動圧流体軸受けタイプの製冷却ファンの採用や,幅広い市販ディスプレイの機種特性までも分析し対応する機能など,同社ハイエンドアクセラレータカードにふさわしい性能を誇る。
価格はオープン。
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※写真は開発時点でのもので,製品版ではさらに放熱機能を強化したものになる予定。