セガグループは,アメリカの家族向けエンターテイメントオンライン会社のファミリー・ワンダー(FamilyWonder,Inc.)を買収し,完全子会社化することを発表した。
今回買収の対象となったファミリー・ワンダーは,家族向けのエンターテイメントを提供するオンライン会社としてリーダー的位置を占める企業の一つ。同社のサイトには毎月100万人以上のユーザーが訪れる。
今回の買収について,セガの会長兼社長である大川功氏は「ファミリー・ワンダーの買収は,セガが国内外でインタラクティブ・エンターテイメント・サービスを提供する目標を達成する上で,非常に重要な戦略であるといえます。我々は現在,家族全員が一緒に楽しめるようなインタラクティブ・デジタル・メディアを提供をするためのブランドを構築しており,そのために業績の良い企業の買収,定評あるコンテンツ制作スタジオとの提携,セガの現行ゲーム機であるドリームキャスト及び高速オンライン・ゲーミング・ネットワークであるセガネットの推進などを行っていきます。」(リリースより)とコメントしている。
この買収は年末までには終了される予定。買収金額その他については,現時点では明らかにされていない。
[SOFTBANK GAMES]