セガは(本日)10月27日,新経営体制と今後の方針について発表を行ったが,今期の状況などについても説明している。
セガからのリリースによれば,同社施設運営事業の収益力は,前期来の経営効率化策が効を奏し,除々に回復に向かっているという。またAM機器販売についても,競馬ゲーム「ダービーオーナーズクラブ」などの人気製品や各種イベントの導入などで好調のようだ。
一方コンシューマー事業では,Dreamcastをワールドワイドで587万台を販売(9月末)しているものの,9月に欧米でDreamcastの新ネットワーク戦略を展開したことなどにより,約185億円のマイナスとなっている。
セガでは,こうした現状のもと,今後の経営方針を打ち出した。同社は,今期中のネットワーク事業の基盤が整うとし,サービスやコンテンツを中心にインターネットビジネスを広く展開していく計画だ。
そして,このネットワークのコンテンツ事業,ブロードバンドまで対応したエレクトロニクスサービスを提供するネットワーク事業,さらにアミューズメント事業を3つの大きな柱としていく。
「2003年にセガは世界一のネットワーク・ゲーム・サービス・プロバイダーになる」(リリースより)
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