セガは,千葉県印旛郡にある同社の矢口事業所を12月末日で閉鎖することを明らかにした。
セガの矢口事業所は,同社アミューズメント機器製造部門において,主に最終組立工程などの業務を行っていた施設。
同社からのリリースによれば,ここ数年,多品種少量生産のAM機器主力製品のほとんどは既に外注生産化となっていたという。それに伴い,矢口事業所の担当製造工程の減少,生産量の低下,不採算化などが発生しており,自社製造機能を持つ事業メリットが失われていたとしている。
閉鎖に伴い,同事業所の社員60名を対象に希望退職を実施することも明らかにされており,希望退職募集にあたっては,9カ月分の転職支援金を含む退職金の優遇措置を行うなどの処置がとられる計画だ。
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