セガが開催した業務用ゲーム機器のプライベートショーで,「バーチャストライカー3」の制作発表会が行われた。
発表会には,開発にあたるアミューズメントビジョンの名越稔洋社長と,同社取締役でバーチャストライカーシリーズのプロデューサー三船敏氏が出席。NAOMI2基板から出力された映像を編集したものを上映しながらゲームの特徴を紹介した。
「バーチャストライカー3」は,シンプルな操作性とリアルな映像,そして対戦の面白さで人気を博したサッカーゲームの最新作。
最新ボードであるNAOMI2基板のパワーを活かして,映像が大幅にパワーアップされ実際にサッカーをしているかのようなリアリティを追求。現時点のバージョンで前作の5倍のポリゴンを表示しており,選手のモデル形状,ユニフォームのゆれの効果,観客の表現方法・制御,テクスチャなど映像面のすべてが見直されている。
モーション数も大幅に追加され,現時点でゲームに係わりないモーションを省いても,前作の2倍に達している。
また,「高いレベルの基本」を実現し現実のサッカー選手が行っている「視野の確保」にあわせた体の動きをゲーム中の選手にも再現させるようにシステム化がなされているという。
気になる発売時期は,来年春の予定。来年春のAOUショーには,実際にプレイ可能な状態で出展されるということだ。
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画面写真は開発中のものです。