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TGS2000秋の来場者傾向をCESAがレポート
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コンピュータエンタテインメントソフトウェア協会(CESA)は,9月末に行われた「東京ゲームショウ 2000秋」の公式レポートを報告した。
大手メーカーの参加取りやめやビッグタイトルの出展がないなど,大苦戦が予想された今回のTGSだったが,13万7400人と,前回をわずかながら上回わる来場者を集めている。
CESAの公式レポートによれば,TGS2000秋来場者の79.5%が男性だったという。やはり女性ユーザーは,今後のゲーム市場で開拓していく必要がありそう。
来場者の地域別調査では,東京・神奈川・千葉・埼玉の首都圏だけで90%近い割合を占めている。1都3県だけで10万人以上の来場者を集める首都圏のマーケットの大きさを再確認するとともに,市場拡大のために関西など地方における同様イベントの開催も検討の時期か。
また,「TGSの開催をどこで知ったのか?」という調査では,いまだに「ゲーム専門誌」が38.9%でトップだが,「インターネットが14.8%と伸びているのも時代を反映しているか?
いずれにしろ,ゲーム離れが叫ばれているだけに,TGSも新たな試みが必要となってくるかもしれない。
[SOFTBANK GAMES]
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