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360度パノラマ画面が展開する「MYST III EXILE」
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マイピックは本日(11月13日),大ヒット作・MYSTシリーズの最新作,PC用ADV「MYST III EXILE」の発表会を行った。
「MYST III EXILE」は,「MYST」「RIVEN」に続くシリーズの最新作。この発表会のために来日した米ラーニングの副社長であるジャン・ノードマン氏(写真左)によれば,MISTシリーズは,ワールドワイドで2000万本を出荷しており,その半分以上が米国以外での出荷本数だという。
また,E3と同時に設立した「MYST III」のHPは,初日で100万ヒットを記録し,50万人が同ゲームのデモムービーをダウンロードしたこともノードマン氏から明らかにされるなど,世界中から期待を集めていることが痛感できたぞ。
都内で行われた発表会には,同じくラーニング社の「MYST III」プロデューサー,ダン・アイリッシュ氏(同右)も出席。編集されたムービーや実際の操作を通して,ゲームの特徴を紹介した。
デモでは,全世界中で初公開となる映像を公開(!)。Presto社の3Dエンジンで制作されたという最新画面は,実写と見間違うほどの超美麗なグラフィックで描画されている
さらに前作までのスライドショー的表現ではなく,360度のパノラマ風景が実現。リアルタイムで変化する背景になっているので,それを鍵とした物語の謎解きも可能となっている。
もちろん“音”も重視されている。橋がきしむ音といったサウンドエフェクトもプレイの臨場感に拍車をかけるほか,変化する“音”を利用した謎も存在しているとのこと。
グラフィック&サウンドがあまりに素晴らしいので,ゲームを動かすマシンのスペックが心配なところだが,PentiumIII/300Mhzのマシンで問題なく動かせるようになっているという。
発売は米国が3月上旬で,完全日本語版が4月上旬になる予定(Win版&Mac版)。日本国内での発売元はマイピック,販売元は現段階では未定だ。
さらに会場では,12月23日にマイピックから発売となる「REAL MYST」の映像も流された(販売元は販売元はエレクトロニック・アーツ・スクウェア)。こちらは1作目「MYST」を完全3D化したタイトルで,360度自由に世界を探検できるほか,天候が時間により変化するなど前作とはまた違った「MYST」の世界を体験できる。価格は6,980円。
[SOFTBANK GAMES]
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