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2000年11月15日

ノートPC用の高性能ビデオチップ「GeForce2 Go」発表

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 現在ラスベガスで開催されている世界最大のコンピュータ関連見本市「COMDEX/Fall 2000」に先駆けて,GeForceシリーズでお馴染みのNVIDIAが最新ビデオチップを発表した。今回発表された新ビデオチップは,同社初のノートPC用のビデオチップ「GeForce2 Go」だ。

「GeForce2 Go」は,ハードウェアT&L機能を搭載する初のノートPC用ビデオチップであるという点も注目すべきポイントだろう。

 NVIDIAのGeForceシリーズを搭載するビデオカードは,ハードウェアT&L機能によって高い3D描画能力を持っており,3D描画のゲームのパフォーマンスが飛躍的に向上するため,ゲーマーの間では既に標準的なビデオカードとなっている。

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 それに対し,これまでのノートPC用ビデオチップは3D描画能力がかなり低く,ノートPCでは3D描画のゲームを満足にプレイできなかった。しかし,「GeForce2 Go」にはハードウェアT&L機能が搭載されることで,デスクトップ用のGeForce256やGeGorce2 MXを搭載するビデオカードに匹敵する3D描画能力が実現されている。これによって,「GeForce2 Go」を搭載するノートPCでは,3D描画のゲームもデスクトップと遜色のないパフォーマンスでプレイできるようになる。

「GeForce2 Go」のハードウェア仕様は,デスクトップ用のGeForce2 MXとほぼ同じだ。コアの動作クロックが143MHzとGeForce2 MXより若干低くなっている(GeForce2 MXは175MHz)が,それ以外の仕様に関してはほとんど同じで,1チップでマルチディスプレイ表示を可能とする「TwinView」機能もサポートしている。ビデオメモリはDDR/SDR SDRAMを最大32MB搭載可能だ。

 発表会でのデモでは,GeForce2 Goが搭載された東芝製の試作ノートPCを利用して行われたが,非常にスムーズな3D描画が実現されており,これならば処理の重い3Dゲームも十分プレイ可能だと感じた。

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 GeForce2 Goが搭載されるノートPCは,携帯性重視のサブノートやミニノートではなく,A4サイズ以上のフルサイズノートに搭載されることが中心となるだろう。なぜなら,「GeForce2 Go」の消費電力がほかのノートPC用のビデオチップに比べて若干高いからだ。そのため,バッテリー駆動時間があまり重要視されない,ハイエンドノートPCに順次搭載されていくことになると思われる。搭載ノートPCの出荷時期は,今回デモ機を用意していた東芝が2001年4月頃を予定。また,東芝以外のノートPCメーカーからも登場が期待できる。

 これまで「ノートPCは3D描画能力が低いからゲームプレイには向かない」と言われていたが,「GeForce2 Go」の登場でその常識も覆されることになるだろう。ノートPCでもデスクトップと同じ3Dゲームをバリバリ楽しみたいというゲームフリークならば,GeForce2 Goを搭載するノートPCは要チェックといえる。


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