ハイパーテクノロジーの急速な発展なともに，あらゆる分野に進出した人間型汎用作業機械「レイバー」。ついにレイバーがプレイステーションにも登場する。

　バンダイビジュアルから明日（11月30日）発売の「機動警察パトレイバー ゲームエディション」，プレイヤーが指揮担当の“空谷みどり”巡査とともに，頻発するレイバー犯罪に対抗すべく設立された警察の特車ニ課に赴任するところから始まる。

　プレイヤーは着任早々，自分が搭乗するレイバー「イングラム」3号機を受領すべく，八王子の整備工場へと向かうが……。TVアニメを見ているかのような10話構成によるストーリーが展開。もちろん，オリジナル声優陣によるフルボイスで，往年のファンには嬉しい限り。出渕裕氏，高田明美氏ら，劇場版制作スタッフが制作に当っている。

　アクションシーンでは，ポリゴンで描かれた巨大なロボット（レイバー）同士が，迫力の肉弾戦！　敵レイバーを「つかみ」で確保し，ゲージのタイミングを見てボタンを押すことでパンチやキックはもちろん，電磁警棒やボディースラムをも連続ヒットさせられる。10ヒットを超えるコンボ技のバリエーションもあるという。

　さらに，射撃モードでは，パトレイバーが携行している銃“リボルバーカノン”の照準を合わせて，シューティング。先輩（？）が，「俺に銃を撃たせろ〜」と叫んでいるのを尻目に，緊張で震える照準を操作し，動いている敵のレイバーを見事撃ち抜くのだ！　まさにレイバーを操る感覚が展開する。

　価格は6,800円。セイダカアワダチソウが繁る東京湾の埋立地・特車ニ課への配属を命じる――。

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