M92Fバイオハザードモデルなど，トイガンで定評のある東京マルイから新製品「GLOCK 26」（グロック26）が発売となった。なぜか銃器マニアが多いSOFTBANK GAMES編集部でも早速入手したのだ。

　この「GLOCK 26」で，まず驚くのはそのコンパクトなボディ。そして次に，手にしたときのズッシリとした重量感。しかもこの全長182ミリ，重量570グラムというのは実物と全く同じだというから驚き。

　さて撃った感触だが，手にガツンとくる衝撃はかなりのもの。しかも作動が速くかなり鋭い感じだ。トリガーを引くたびに手の中で小気味良く跳ね上がる感じは，空撃ちしていてもなかなかに楽しいのだ。

　この「GLOCK 26」は当然のことながら6ミリBB弾を発射可能で装弾数は15発。ターゲットに向けて引き金を引くと，弾が見事なまでに真っ直ぐ飛んでいくのが分かる。それは東京マルイのお家芸である“可変ホップアップシステム”を，このコンパクトな銃の中に収めてしまっているからなのだ。これにより，まるでどこまでも真っ直ぐに飛んでいくかのような弾道が実現されているわけだ。

　標準ではマガジンの下部にグリップのサポートをするプレートが装着されているが，これを付属のフラットMAGプレートに交換すればさらにコンパクトになる。ただし，これだと小指が浮いてしまうのでホールド感はやや落ちてしまう。どちらにするかはどう携帯するかで決めるのがベストだろう。

「GLOCK 26」はコンパクトなサイズからは信じられない性能を持った，コンパクト・トイガンの概念を打ち破るようなエアガンだ。それを1万2,800円という価格で出してしまう東京マルイの底力はスゴイ，と思う。

　机の中に潜ませ，仕事中に居眠りしてる奴をこれで……（注意：人に向けて撃ってはいけません！）。

[SOFTBANK GAMES]