コナミは本日(12月18日),パシフィック・センチュリー・サイバーワークス・ジャパン(PCCWJ)と争ってきた係争事件について,両社協議を重ねた結果,この問題を可決することで合意したことを明らかにした。
この係争は'99年7月から8月にかけ,PCCWJの前身であるジャレコがコナミの特許権を侵害しているとコナミが主張。これに対してジャレコが当該特許権の無効を主張し,1年半にわたって裁判所・特許庁において争ってきたもの(経緯は記事末の関連記事を参照のこと)。
今回,「長期間にわたる争いが業務用アミューズメント市場の混乱を招くことを憂慮し,また,来るべき次世代型ゲームコンテンツ等の新たな業界の発展をも考慮し,PCCWJと真摯かつ友好的に協議を行った」(リリースより)ようだ。
その結果,互いに係争状態に終止符を打つことで見解が一致し,東京地方裁判所,および特許庁に係属している係争事件を取り下げるとともに,対等条件によって,この問題を解決することとなったという。
また,PCCWJ側からも同一内容のプレスリリースが発表されている。
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