エヌ・ティ・ティ・ドコモは本日（1月18日），来週（26日）に開始が迫った，Java技術をベースにしたiモードの新サービスの説明を行った。この新サービスには，セガ，ナムコ，コナミ，タイトー，ハドソンといった大手ゲームメーカーも対応アプリを供給する。

　新サービスは，「iアプリ」と名付けられ，これに対応した携帯電話「503iシリーズ」も発表会の会場でお披露目された。

「iアプリ」は，“iモードのコンテンツをもっと楽しく快適に”をコンセプトに展開するもので，Java技術によりソフトウェアをネットワーク上（サーバ）からダウンロードして楽しむことができるもの。

　1月26日からは，503iシリーズの端末からiモードに接続し，32メニュー38サイト以上のゲームや金融サービスなどをアプリケーションをダウンロードして利用可能となる。また503iシリーズは，Webブラウザとサーバ間でやり取りするデータを暗号化するSSL通信に対応し，ECビジネスへの展開も期待される。

　NTTドコモでは，「iアプリ」を，ダウンロードすると端末のメモリに保存されて通信を行わない状態でコンテンツ利用が可能な“スタンドアロン型”（シューティングゲームやカラオケなど）と，エージェント機能を活用して必要に応じてネットワークへアクセスしたり，ネットワーク対戦型ゲームへの参加が可能な“ネットワーク接続型”（株情報，天気情報）に大きく分別してサービスを行っていく。

　さて，期待のゲームサービスは，下の一覧表を参照のこと。既報の「ソニック」（セガ）以外にも，「パックマン」（ナムコ），「スターソルジャー」（ハドソン）といった名作が携帯電話で楽しめるのだ。

　NTTドコモによれば，現在のiモードユーザーは1780万台にもなるという。21世紀，ゲーム市場の主役プラットフォームは，このiモードになる。

• 関連記事：Java対応iモードにソニックカフェが登場！
• 関連記事：「パックマン」「ギャラクシアン」が携帯電話に登場！
• 関連記事：ハドソンのiアプリで「スターソルジャー」を堪能せよ
• 関連記事：ドワンゴもiアプリ対応にRPGとボードゲームを提供
• 関連記事：キティちゃんのゲームがJava対応になって新登場！

[SOFTBANK GAMES]

（C)株式会社ナムコ
（C)1986,2001 HUDSON SOFT