本日（1月29日），都内の会場においてTVアニメ「パラッパラッパー」の製作発表会が行われた。

　発表会会場にはソニー・コンピュータエンタテイメント取締役副会長の丸山茂雄氏，「踊る大走査線」などの番組プロデューサーを務めるフジテレビ亀山千広氏，パラッパラッパーのプロデューサー松浦雅也氏，そして今回のアニメ監督を務める桜井弘明氏が出席。「RAPのようにノリで（放映を）決定した」（亀山氏）と，アニメ化の経緯を報告した。

　アニメはパラッパやPJ，サリーなどゲームでおなじみのキャラクターが登場し，“パラッパタウン”を舞台に起こる事件をめぐって繰り広げるアドベンチャードラマ。

「“夢を追いかけ，正義感に溢れ，何ごとにも猛進する男の子グループ”と“おませで，オシャレで，しっかり者。加えて何にでも口を出すおせっかいな女の子グループ”の事件に対する反応の違いとコミュニケーションを描く」と桜井氏。

　ゲームとアニメの違いについては「ゲームはゲーム，アニメはアニメとあえて違うもの」（松浦氏）とのこと。ただし全体的な雰囲気はゲームそのままということなので，ゲームの中のパラッパ達が大好きという人も安心して観ることができそう。

　音楽についても，亀山氏が「全編で音楽が重要になる」と話す通り，主題歌にNONA REEVESの「LOVE TOGETHER」（ワーナーミュージック），挿入歌にもエレファントラブや，Charaといった話題のアーティストの曲が使用される。

　またNY在住のキャラクターデザイナー，ロドリー・アラン・グリーンブラッド氏が，今回のために描き下ろした新キャラも登場し，タカラからグッズの販売も明らかにされた（写真は参考出展）。

「すべてが見所！」（桜井氏）というアニメ「パラッパラッパー」は，4月より毎週土曜日の18時30分からフジテレビ系列で放映される予定だ。

　また，同時にこの席上で「パラッパ3」をPS2用として今夏にリリースする予定であることも発表された。

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