スクウェアは,1月22日に行った経営戦略説明会の資料をPDF形式のデータで同社のホームページで公開した。
この資料の中で,スクウェアの来期事業戦略として――
[1]オンラインゲーム市場へ事業を展開
[2]パッケージ市場に対してブランド資産の投入による商品力の発揮
[3]携帯端末の将来性,及び若年層の獲得による事業戦略
[4]中核コンテンツを活用した新たな価値・収益の獲得を主眼にしたCP(Creative Products)事業戦略
――などを打ち出している。
中でもオンライン事業では,PlayOnlineの開発状況として,低速なHTMLに変わり独自の高速なウェブ言語PMLを採用するとしている。これによりマンガをパラパラめくる感覚でウェブを閲覧できるようになるほか,オリジナルブラウザーを開発していることなどが明らかにされている。これは2001年秋から冬にかけてβ版を公開する予定。
また,現在開発しているゲームは合計で23タイトルであることも発表。家庭用ゲーム機向けとして,新作がファイナルファンタジーX,XI,XIIやDisney-RPGなど,新作が9タイトル,ファイナルファンタジーVII(PS2),VIII(PS2),IX(PS2)のリメイクが全部で3タイトル。携帯向けとして新作が3タイトル,リメイク版が8タイトルとしている。
[SOFTBANK GAMES]