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WWプログラミングコンテストの最終審査結果が発表！
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本日，バンダイ本社ビルにおいて，WonderWitchプログラミングコンテスト「WWGP2001」の最終審査発表会が開催され、各賞の受賞作品が発表された。
WonderWitchの開発元であるキュートの佐藤氏による「予選を通過した20作品すべてに賞をあげたかった」との発言どおり，どの作品も甲乙付け難く，審査は難航を極めたようで，当初の予定に加えて「審査員特別賞」１本，佳作３本が選出されることになった。
応募総数147作品から見事グランプリに選ばれたのは，M-KAI（えむかい）氏による縦画面シューティングゲーム「JUDGEMENT SILVERSWORD（ジャッジメント シルバーソード）」。爽快感抜群で「商品」として見たときのバランスが高いことが受賞のポイントとなった。
M-KAI氏は2名によるユニット。次回作はWindowsをターゲットとして考えているそうで，今後もホビープログラミングを続けていきたいと語ってくれた。
※M-KAI氏は写真右側の表彰状をお持ちの方で，2名によるユニットではありませんでした。訂正し，お詫びいたします。
惜しくも準グランプリとなったのは，長 健太氏の「なめとらい」。いきなりゲームオーバーの表示から始まり，ネームエントリーをゲーム化するというユニークな着想や，画面表示の技術力が高く評価された。
そのほかの受賞作品は以下の通り（敬称略）。
| TOOL賞 | 画面取り込みライブラリ BMPSaver ver2.01 |
| Kazuhide Hatsuyama |
| 寸評：発売直後に発表され，ユーザーにたいへん多く利用されている。 |
| アイディア賞 | 石狩 |
| 花井章能 |
| 寸評：地味ながらクリア時の爽快感が高い。 |
| テクニカル賞 | ワンべぇ: WONBE, WonderWitch BASIC Environment |
| 株式会社ピーデー 川俣晶 |
| 寸評：開発の敷居の高さを取り除き、ユーザーの間口を広めた。 |
| エンターテイメント賞 | MagicalHarvest |
| 紫雨陽樹 |
| 寸評：技術力が高い。アクションRPGとしての完成度が高い。 |
| 審査員特別賞 | いぬ れんだ |
| BlueSky |
| 寸評：シンプルかつラブリー。完成度がちょっと足りないところがよい。 |
| 佳作 | WonderCommand（ワンダーコマンド） |
| ななしの |
| Disc Upper |
| 沖 賢樹 |
| Yuuki! Paint for Wonder Witch |
| Yuuki Yonezawa(Yuuki!) |
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佳作受賞者にはトロフィーと賞状が用意されていなかったため，記念品としてWonderSwan/同Colorの試作モックアップが手渡されたのだが，実は市販品とは一部デザインが異なるなど「超」がつくレアものだそうだ。
最後に，佐藤氏が総評として述べた印象的な言葉を紹介したい。
「WonderWitchを世に出すことで，商業ベースの作品では忘れられがちな部分を取り戻したかった。今回のコンテストを通して，この想いがユーザーにしっかりと伝わっていたことが分かり，たいへん喜ばしい。この想いを忘れない限り，ホビープログラミングの世界はまだまだ広がっていく」
同コンテストは今後も継続的に実施される予定になっている。今回は間に合わなかった人も、この楽しいホビープログラミングの世界に飛び込んでみてはいかがだろうか。なお，今回のエントリー作品はWWGP2001オフィシャルページからダウンロードできるので，ぜひ実際に試してみてほしい。
[SOFTBANK GAMES]
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