本日（3月9日），ラフォーレミュージアム六本木において，レッドカンパニーのファン感謝イベント「RED GRAFFITI」が開幕した。10日まで。

　会場には，同社が今まで手掛けた製品が多数展示され，「銀河お嬢様伝説 ユナ」や「サクラ大戦」といったゲーム関連のグッズのやゲーム映像が流された。5歳のころの広井王子氏の写真もあったぞ。「天外魔境」のコーナーでは，発売されずに終わったPC-FX版「天外魔境3」の幻の映像（OPか？）もチラッと見られたり……。ファンにはたまらない展示となったのだ。

　集まった数百人のファンを前に，広井王子氏は，お菓子のオマケの企画を持ち込んだ話や，ゲーム市場に参入したころの話など，レッドカンパニーの20年を振り返った。同時に，4月からレッド・エンタテインメントを設立することを明らかに。「クリエイト関係の仕事に専任する」と広井氏が会長に就任することも発表された。レッド・エンタテインメントの社長には宮本裕司氏が就く。

　広井氏は，「今後はゲームやアニメーションに加え，夢だった映画に手を掛けたい」と述べ，さらに飛躍を期待させてくれたぞ。

　その後「サクラ大戦」のキャストによるミニライブも行われた。「サクラ」以外にもレッド作品に縁のある横山智佐さん，高乃麗さん，田中真弓さんがステージで熱唱。かけつけた“ダンディ”園岡新太郎氏とともに計9曲を披露し，ファンから大声援をうけていたぞ。園岡さんも交じっての4人での「少年レッド」は，結構新鮮だったりして……。

　その後，「サクラ大戦3」に出演する島津冴子さん，高木渉氏をゲストに，広井氏がトークショー。（やっぱり遊びに来ていた）大神役の陶山章央氏とともに，「サクラ3」の制作秘話を聴かせてくれた。

　ゲーム内容は，ソフト発売前ということでほとんど明らかされなかったが，アフレコ前に島津さんが，役作りに悩んだことや，高木氏がゲーム内容を詳しく知らなかったことなど，集まった「サクラ」ファンは貴重な話に大喜びだったぞ。

　今後の展開についての話になった際，「サクラ3のメンバーでの舞台が見たい」というファンからの声に困る広井氏。島津さんの「わたしたち（サクラ3の出演者）も（キャラクターの）衣装が着たいっ！」という心の叫びは果たして実現するか!?

　なお，明日（10日）は，本日展示されなかった「サクラ大戦」の原画なども追加される予定なので，みんなで遊びに行こう。入場料は500円。

[牛丼の大将, SOFTBANK GAMES]