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東京マルイがP-90をいよいよ発売
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もう何回目になるか分からないが,SOFTBANK GAMES編集部内には銃,といか兵器マニアが多いということはお伝えしてきた。そのマニア達が編集部という職権乱用で東京マルイから密かに情報を得,1年以上前から注目していた「P-90」がいよいよ発売となる。
今までP-90は米国の機密のベールに隠され,細部に関しては謎を秘めたマシンガンだった。この銃は口径の小さい高速弾を使用することで,ボディアーマー(防弾服)を貫通する能力を持つ。もしこれが反政府的な組織や個人の手に渡り,各種情報機関や警察機構の人員に対して使用された場合に防衛する術がなく,危険度が非常に増すことになる。そのためにこの銃と,特に5.7×2.8というカートリッジは民生に降りてくることはないのである。
しかし,東京マルイは果敢にも米国に渡り,実物を借り受けて隅から隅まで研究してきたのだ。現地において厳密な採寸を行い,各部の素材や内部機構などの調査,可能であればパーツを型取りまで行なってきた。そして驚きなのは半透明のマガジンだ。マガジンの中には機密となっている5.7×2.8カートリッジがずらりと並んで収まり,先端部には回転途中のカートリッジまで付いている懲りよう。一見すると中にBB弾が入っているとはとうてい思えない仕上がりだ。とにかく外観に関しては文句のつけようが無い。
そんな苦労を重ねた東京マルイのP-90,さすがに値段もそれなりのものだろうと想像していたが見事に肩透かしを食らった。電動10周年謝恩価格ということで29,800円。恐らく専門店などでは2万円前半で手に入ることだろう。
未来的なデザインで赤く光る光学ダットサイトもついていて,エアソフトガンとしての性能も良い。とりあえず,うちの部隊では全員購入せよという通達が発令されたのである。ええ,買いますよ,はい。
[SOFTBANK GAMES]
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