テクモは,本日(5月15日),平成13年度3月期の業績予想を下方修正した。
修正後の数値は,売上高88億9,800万円,経常利益10億3,600万円,当期純利益5億7,500万円(すべて単体・9月発表時点で売上106億5,500万円,経常利益14億6,100万円,純利益8億3,900万円)。
リリースによれば,売上高が減少したのはPS2「UNiSON」の売上不振と,PS2「モンスターファーム」の出荷数を販売戦略上減らしたことが主な要因。また「UNiSON」の開発費を全額当期で償却したことも利益減少に影響を与えているようだ。
ただし,2000年12月に発売したPS2「DOA2 HARD・CORE」は,現在もリピートを続けるほどに実績を大きく伸ばしているとのこと。
また同社では,同日付で,2002年4月1日に同社のアミューズメント施設運営事業部門を,子会社のテクモエイトに譲渡する旨も明らかにしている。
単体通期業績予想数値の修正(単位・百万円)
| 売上高 | 経常利益 | 当期純利益 | 前回発表予想 (2000年9月28日発表) | 10,655 | 1,461 | 839 | 今回修正予想 | 8,898 | 1,036 | 575 |
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連結通期業績予想数値の修正(単位・百万円)
| 売上高 | 経常利益 | 当期純利益 | 前回発表予想 (2000年9月28日発表) | 11,220 | 1,576 | 924 | 今回修正予想 | 9,500 | 1,172 | 656 |
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