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2001年5月22日 |
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スクウェア,会計方針の変更などで通期業績赤字へ
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スクウェアは,平成13年度通期の業績を発表,連結で売上高755億円,経常損失26億9300万円,当期純損失31億6000万円となったことを明らかにした。
同社では,今期に「ファイナルファンタジーXI」,「劇空間プロ野球 AT THE END OF CENTURY 1999」など全部でPSタイトル10本,PS2用タイトル3本を発売。さらにゲーム関連事業の積極的販売を行ったことにより売上は前期比約26億円増の増収を達成した。
しかし,会計処理基準の変更に伴い「FFIX」「FFX」の開発費用を今期中に一括償却。また「PlayOnline」の先行投資負担を行ったことが収益を圧迫し,今回の純損失につながったという。
同社では,今後WSC向けに過去のリメイク作品と投入。加えて技術情報の獲得・蓄積・共有化を促進し,収益性を向上させる。またコンビニなどに導入されるKiosk端末に対してもコンテンツ供給事業を行っていく意向。
なお,ネットワークサービス「PlayOnline」については,平成13年度下期から開始し,平成14年度からの事業黒字化を目指していく。
スクウェアは,来期の見通しで売上高839億円,経常利益16億円,純利益7億円を見込んでいる。
連結経営成績(単位・百万円,表示金額単位未満切り捨て)
| 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | 平成13年3月期 | 75,538 | △2,922 | △2,693 | △3,160 | 平成12年3月期 | 72,923 | 4,488 | 3,363 | 1,685 |
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単体経営成績(単位・百万円,表示金額単位未満切り捨て)
| 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | 平成13年3月期 | 28,804 | △2,313 | △1,992 | △2,069 | 平成12年3月期 | 26,348 | 2,977 | 2,337 | 1,764 |
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