5月26日，全国1億6000万人のガンプラファンが待ち望んでいた1/144 HG Universal Centuryシリーズ「RX-78-2ガンダム」（定価：1,000円）がついに発売となった。

　そして既報の通り，5月25日から3日間，このプラモデルの発売を記念し，今やマニアの聖地となった東京秋葉原電気街において「AKIHABARA ガンダムプラモデルV作戦」が開催された。

　秋葉原駅の目の前に設置された超大型ポスターや，巨大スクリーンで上映されるCMなど，秋葉原は「ガンダム」一色。そして秋葉原の電気街通りのほぼ中央にある広瀬無線の1Fに開設された「V作戦」メイン会場内には，1/114スケールのHG Universal Centuryシリーズ（以後HGUC）の大きさが対比出来る大型の特設展示パネルが用意されていて大好評だったのだ。この会場には，模型誌「ホビージャパン」「電撃ホビーマガジン」に掲載された素晴らしい作例等が展示され，訪れた大勢のファンたちを楽しませていたぞ。

　また，会場正面ブースでは，30分間でHGUC「ガンダム」を組み立てる「プラモデル製作実演」イベントが行われた。

　一見無謀とも思えるこの企画には，プロモデラーとして活躍中の石井正明氏，金谷祐樹氏が挑戦！　金谷氏の巧みな口車に乗せられてしまった石井氏は「（30分で）出来なかったらプロ引退します！」っと大胆発言！「家では出来たんだよな……」っと，軽快なトークを交えつつも最後の方は結構必死で組んでいた。

　しかし，さすがプロ！制限時間に追われながらも（ファンの質問にも答えながら），カッターでバリを丁寧に処理し，見事時間内に完成！　集まったギャラリーから大きな声援をもらっていた。

　このほかにも，会場正面ブースでは，瞬着を使用した隙間の処理の方法など，製作に当ってのノウハウを実演してくれるイベントが開催され，終日集まったファンたちを賑わせていたぞ。

　今回の「V作戦」では，協力店舗に開設された特製スタンプを集めるスタンプラリーも同時に開催された。これにメイン会場のスタンプを専用のカードに集めるだけで「特製 RX-78カードブック」をGETすることが出来た。

　参加無料と言うこともあり，下は小学生から，訳も分からず参加した感じのおじいさんまもが，秋葉原を端から端まで縦断しながら一生懸命スタンプを集めていた。また，各ショップにも，プラモデル割り引きセールや，有名モデラ一たちのトークショーなどが行われ，参加者達を楽しませていた。

　21世記にバンダイホビー部が満を期して発売したHGUC「RX-78-2ガンダム」。塗装しなくてもイメージを損なわない色プラ技術，広い可動範囲，組みやすさなど，万人が十分に満足できる事間違いなしの素晴らしい出来なのだ！　リアルタイムに熱中している人はもちろん，当時熱中した人（30才前後）たちも，ぜひこの機会にぜひ製作してみることをオススメするぞ。きっと3億個の販売実績を誇る「ガンプラシリーズ」の頂点に立つ「ガンダム」最新作の，目覚ましい進化を目の当たりにすることが出来るはずだ。

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