オークションで海賊版を販売していた男性逮捕

2001年9月11日

　コンピュータソフトウェア著作権協会（ACCS）によれば，山形県警寒河江署はインターネットオークションサイトを悪用して海賊版ビジネスソフトを販売していた山形県山辺町の会社員男性（30歳）を，著作権違法の疑いで9月11日に逮捕したという。

　この男性は，インターネットオークションに「コンピュータソフト格安販売」と掲示し，落札者に対しCD-Rに無許諾複製したビジネスソフトなどを郵送販売していたもの。同署の調べでは，今年4月から7月までの間に，ソフト1枚あたり5,000円前後で，全国25都道府県の数十人に対し，数十万円を売り上げていた。男性は，このソフトの販売が著作権違法であることを知りつつ，小遣い銭欲しさに販売を続けていた模様だ。

　事件が発覚したきっかけは，今年4月に山形県警に寄せられた一般のユーザーから通報。同県警では，男性による海賊版販売の事実を確認の上，8月3日に男性宅を家宅捜索し，PCやコピー元となったソフトなどを押収して捜査を進めていた。

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