日本ユニカらがAM業界のIT化推進する会社設立

2001年11月30日

　日本ユニカとエヌ・ティ・ティ エムイーは本日（11月30日），アミューズメント業界のITソリューション事業について合意。両社の共同出資により，この事業を推進する合弁会社を設立した。

　この新会社「夢フロンティア」は，明日（12月1日）から営業を開始し，アミューズメント施設運営業界向けにゲーム機POSシステムや諮問認証タイムレコーダなどの提供を行う。ほかにも，ゲーム機間ネットワーク基板ビジネスや，携帯電話を利用したゲーム機課金システムの開発などにより，AM業界のIT化を推進していくという。

　リリースなどによれば，AM施設はゲーム機の配置問題で無線LANが必須であるものの，ゲーム機からのノイズにより導入が難しく，業界全体のIT化（合理化）が遅れているという現実があった。

　こうした状況を踏まえ，日本ユニカでは，AM施設向けに独自に開発した諮問認定／センサ技術・ノウハウをベースにITソリューション事業を行う新会社の設立を検討していたという。一方，NTT-MEはIT化の市場性高いアミューズメント業界へのソリューション展開を狙い，合弁会社の設立にいたったことを明らかにした。

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