秋葉原がグリーンに! Xbox体験イベント開催中

2002年2月9日

　本日（2月9日），東京・大阪でXboxの体験イベント「Xbox Experience」が開幕した。11日まで。

　ゲームのメッカ・秋葉原では，ご存知廣瀬本社ビルが会場に。イベント会場前には，巨大な「X」の垂れ幕とともに，日本限定のSpecial Edition版Xbox本体がディスプレイされ，3連休でアキバにやって来た人たちの注目を集めていた。入り口にあったミニステージでは，コンパニオンガールがブロードバンド対応やHDDの標準搭載など，Xboxの魅力を紹介（右写真）。その後ろのスクリーンでは，Xbox用タイトル群の最新映像が次々流されており，熱心に見入っているゲーマーも多数いたぞ。

　会場内は，蛍光灯も緑色のものとされ，まさにグリーン一色。多数の試遊台とともに周辺機器なども展示されていたが，最も注目を集めていたのが「DEAD OR ALIVE 3」仕様のジョイスティック。何気に「X」型をしており，本体にマッチしそうなデザインがいい。

　会場奥には，パイオニアの協力により，ドルビーデジタル5.1ch体感特設ブースが設けられ，3Dカーアクション「DOUBLE-S.T.E.A.L」（ぶんか社）と，3Dフライトシューティング「エアフォースデルタII」（コナミ）が迫力のサウンドで楽しめた。

　ライバル車やほかの戦闘機のサウンドが，リアからフロントへ抜けていく迫力は，絶対一度は体験すべき。それぞれ，ハンドルコントローラとフライトスティックでプレイできるので，周辺機器のクオリティの高さも一緒に体験できるのだ。

　肝心の試遊コーナーでは，同時発売の12タイトルと，28日発売の3タイトル，計15タイトルが自由に楽しめた。

　どのタイトルもプレイ待ちの列ができるほどの盛況だったが，特に人気を集めていたのはやはり「DEAD OR ALIVE 3」（テクモ），「幻魔 鬼武者」（カプコン），「ジェットセットラジオフューチャー」（セガ）といったところ。「DOAの新作が楽しめるからXboxを買います」という大学生も。また，親に連れられた女のコが「ねずみくす」（MS）を楽しんでいたのも微笑ましかった。

　ほかに人気だったのが，28日発売のソフト。「斬 歌舞伎」（元気）は独自のオリエンタルな雰囲気が，「式神の城」（マイピック）は貴重な縦シューティングということで，アキバのファンにはハマったのかも。

　会場を訪れた，マイクロソフトの常務取締役兼Xbox事業部事業部長・大浦博久氏も，その盛況ぶりに嬉しそう。TVをはじめとする，取材攻勢にも笑顔で対応していた。

「発売当日イベントは，米国に負けないくらいの派手なものにしたい！」と，意気込みを語った。残念ながら，日本での出荷台数は明らかにされなかったものの，6月くらいまでにワールドワイドで450万台〜600万台を出荷したい旨を改めて強調した。

　明日・明後日の休みは，みんなでXboxをひと足早く体験しに秋葉原へ行こう！　また，関西方面の人は，大阪・日本橋3丁目交差点陸橋下前でも同様のイベントを開催中だ。

[SOFTBANK GAMES]