一年戦争をオンラインで！Win「ガンダム」4月発売

2002年2月22日

　バンダイは本日（2月22日），Windows用「ガンダムネットワークオペレーション」の体験イベント「GUNDAM NIGHT」を，Necca秋葉原店で行った！

　この「ガンダムネットワークオペレーション」は，「一年戦争」を3カ月で再現した，多人数が参加できるネットワーク専用のシミュレーションゲーム。プレイヤーはジオン軍あるいは連邦軍戦艦の艦長となり，一年戦争の“IF”を体験できる。

　本日行われたイベントには，バンダイビデオゲーム事業部の牛村憲彦氏，開発元のESP代表取締役の宮路洋一氏，自称・一番ガンダムが好きな稲葉ちあきさんに加えて，アムロ役声優であまりにも有名な古谷徹氏も参戦！ イベントでは，まずバンダイの牛村氏がデモプレイを行いながら遊び方を解説してくれたのだ。

　遊び方は簡単で，まず連邦軍・ジオン軍どちらに参戦するかを決定して自分の分身となる艦長と，パイロットの名前を決める。そうして艦隊の行動パターンを設定したあと，マップ上で点滅する場所に移動すると，戦闘が自動的に開始される仕組みだ。

　このゲームのポイントとなるのは，ユーザー同士の“チャット”。その力のいれようは，宮路氏自らが開発に対し「チャットが面白いゲームして！」と要望を出したほどだ。

　具体的には，同じエリアの同軍プレイヤーに協力を呼びかけて敵を制圧したり，軍全体侵攻方法について投票で決めたりする。宮路氏によると「仲間に積極的に呼びかけて，相談・協力して敵を倒さないとダメ」だという。

　古谷氏は，そのデモプレイを横目で見ながらゲームを進行。もちろん“連邦軍”に所属してジオン軍を見事に蹴散らしていたぞ。また同時進行で行われたチャットで「ガンダムで助けに来てください！」と懇願され，「俺はどーすればいいんだ？（笑）」という場面も見られながら，楽しそうに会話を楽しんでいたのだ。

　さらにイベント中には，古谷氏自らが，自身のチーム「BLUE MOON（解説：清く正しく戦おう）」入隊するメンバーを募集！　ルナ2表面での集合で，短い時間であったにも関わらずたくさんの人が入隊希望を出していたのが印象的。このほかにも，アムロの名セリフを繰り出し，会場に集まったファンを喜ばせる一幕も見せてくれていたぞ

　牛村氏いわく「このゲームは，結末がどうなるか分かりません。1人の兵士として，一年戦争に参加して欲しい！」とのこと。発売は4月1日で，価格はオープン（予想価格7,800円）。ネットワーク料金は900円／月となる予定で，クレジットカードおよびセブンイレブンで決済が可能になる見込みだ。

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