バンダイなど4社がコンテンツ配信事業会社を設立

2002年3月4日

　バンダイ，サンライズ，バンダイビジュアル，バンダイネットワークスの4社は，コンテンツ配信事業会社「バンダイチャンネル」を，1日付けで設立したことを明らかにした。

　資本金は1,000万円でバンダイが55％，サンライズが30％，バンダイビジュアルが10％，バンダイネットワークスが5％出資を行った。

　今回設立されたバンダイチャンネルは，サンライズ，バンダイビジュアルが保有する映像コンテンツを中心に，ブロードバンド時代に向けたコンテンツ配信事業を行う企業。事業自体はコンテンツ制作と配信に特化し，通信事業者やプロバイダを利用するため，サーバなどのハードウェア投資は行わない予定だ。

　配信する端末はPCやゲーム機などを予定しており，すでに現在，サンライズの保有するアニメーション1700時間分のデジタル化作業を開始している。本格的な配信開始は，2002年秋を目標にしている。

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