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テイルズやドリラーがGCに！共同開発など詳細発表
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2002年5月8日 |
5月8日（本日），ナムコと任天堂は，家庭用ゲームソフト事業で業務提携を行ったことを発表した。
都内で開催された発表会には，任天堂取締役の波多野信治氏，同社情報開発本部長の宮本茂氏，ナムコCTカンパニープレジデントの原口洋一氏，同社プロデューサーの塩澤敦氏が壇上に上がり，注目の提携内容を明らかにした。
まず最初に，原口氏がナムコが今年の6月を皮切りに，NINTENDO GAME CUBE用6タイトル，ゲームボーイアドバンス用に8タイトルを開発することを発表。
タイトルは「ミスタードリラー」「テイルズ」「風のクロノア」といったナムコ主力ソフトの新作のほか，「ゼノサーガやテイルズに続く大作RPGとして発売したい」（原口氏）というオリジナルソフトも計画中。特にドリラーについては「GCとGBAが連動するソフト」が開発されているという（詳細なタイトル名についてはこちらを参照のこと）。
会場内では4Pマルチ対戦を実現したGC用「新ミスタードリラー（仮）」や「テイルズシリーズ（タイトル未定）」新作の最新映像も公開され，開発が順調に進んでいることを来場者に印象づけていたのだ。
次に発表されたのは，任天堂の人気ソフトGC「スターフォックス」最新作をナムコと共同開発すること。2003年3月に発売を予定しており，開発はゲームシステムやエンジンなどをPS2「エースコンバット4（AC4）」のチームが担当。キャラクターのデザインなどを任天堂が提供する形となる。
同ソフトの開発を担当するナムコプロデューサーの塩澤氏は「リアルを追求するAC4ではできなかったことを，スターフォックスで実現させたい。人間が戦闘機に立ち向かったり，戦闘機と列車が競争したりと，アクション映画のような感覚を実現できればいいと思う」と開発への意気込みを話す。一方の宮本氏も「ゲームを好きな人に喜んでもらえるプロジェクトにしたい」とコメントを残した。
ちなみに，同ソフトは次世代業務用グラフィックボード「トライフォース」への展開も検討中。他のタイトルが共同開発されることについては「現在未定」としながらも，「他のプランも考えている」（宮本氏）という言葉が聞かれていたので，期待してもいいかも!?
そして最後に発表されたのは，これらナムコが開発するGC・GBA用ソフトを任天堂が販売するということ。具体的には2002年10月販売分から任天堂が担当することになる。
ナムコの原口氏は，今回任天堂に販売を委託することについて「任天堂さんがソフト1本1本を大切にする姿勢や，ユーザー主体のマーケティング行うこと，そして販売力などを総合的に判断した結果お願いすることにした」とコメント。任天堂の波多野氏も，「ナムコさんのソフトはクオリティが高く，いいソフトを作る。任天堂にとっても意義のあることだと思う」と話す。
原口氏いわく「双方の長所を生かした」という今回の業務提携。宮本も，「こういう形でのコラボレーションはどんどん広げていきたい」と提携に意欲を示し，発表会を締めた。
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