SCEA,PS2勝利宣言「ゲーム機戦争は終わった」

2002年5月22日

　SCEAは5月21日，米国ロサンゼルスでカンファレンスを行い，冒頭で挨拶に立ったSCEA最高執行責任者（COO）のKAZ HIRAI氏が，「コンソール戦争（ゲームハード戦争）は，既に決着がついた」と発言。

　発表によると，ワールドワイドでの出荷台数はPS2が3000万台，Xboxが350〜400万台，GCが400万台で圧倒的だとする。さらにPS2は，月に200万台のペースで生産を続け，今期中に5000万台を突破する見込みだという。

　加えて，「Final Shot」（トドメ）として，PS2の米国での価格を299ドルから199ドル値下げすることを発表。さらに，PS2用メモリーカードを34ドルから24ドルに，デュアルショック2コントローラも同じく34ドルから24ドルに値下げすることを明らかにしたのだ。

　これらの発表により，SCEAは前日PS2との対決姿勢を発表したXbox陣営の発言に対して，圧倒的な勝利を宣言。MSらに痛烈なカウンターパンチを浴びせる格好となった。

　このカンファレンスでは，ほかにもPS2ネットワーク戦略などの具体的な内容が明らかにされた。詳細はのちほど。

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