TV版キャスト集合「らいむいろ戦奇譚」記者会見

2002年8月7日

　先日の東京キャラクターショーにおいて，主題歌をお披露目したTVアニメ「らいむいろ戦奇譚」のキャスト陣と企画・シナリオを担当しているあかほりさとる氏が，記者会見を行った。

「らいむいろ戦奇譚」は，エルフが今冬発売予定のPC用ゲームと並行して展開するTVアニメーション。明治時代の日本・日露戦争を舞台に，5人の少女の戦いを描いた注目作だ。

　記者会見には，アニメ版に声の出演する清水愛さん（真田木綿役），音宮つばささん（本多更紗役），笹島かほるさん（加藤麻役），あおきさやかさん（福島絹役），相本結香さん（黒田綸子役）の「らいむ隊」が出席。

　早速，あかほり氏＆「らいむ隊」に色々話を聴いてきたぞ。

　あかほり氏によれば，ゲーム版とアニメ版の内容はほぼ同様だが，18禁であるゲーム版との差別化をきっちりし，アニメ版はアダルト表現がない分，キャラクターたちの健気さや可愛さを前面に出していくという。

　今回ストーリーの詳細も一部判明。ヒロインたちは，「礼武」（らいむ）という守護を使って敵国との戦闘を行っていく。

　空飛ぶ軍艦で闘いに臨むが，彼女たちは学校へ行ったことがないため，この艦内に学校が作られることに。ここに教員として1人の男性（プレイヤー）が就任するところから話が始まるという。明治という時代を反映し，「恋愛」と戦闘という「使命」の間に揺れるヒロインたちが活躍する。

　キャストのみなさんは，明治時代と日露戦争という時代背景の中にある女性を演じたいと口をそろえる。ま，そこはあかほり氏「暗いようですが，僕が手がけるからにはお約束通り（笑），明るく楽しい作品にします」とのこと。

　また，TCSで踊り付きでお披露目した主題歌「凛花」について，キャストの5人は「あまりの難しさに泣きそうになった」としながらも，5日間みっちり特訓して，あのステージを務めたという。なお，関西のファンには9月15日の大阪キャラフェスで，この「凛花」の歌と踊りを見ることができるらしい。お楽しみに！

　笹島さんと清水さんがパーソナリティーを担当しているラジオ「らいむいろ女学院」（AMKOBE毎週金曜日26時〜26時30分）も絶好調！　ほかの新展開などまだまだ奥の深そうな「らいむ」今後の展開にも注目したい。

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