日本野球機構が野球ゲーム肖像権問題にコメント

2002年8月27日

　既報の通り，日本プロ野球選手会は，コナミと日本野球機構を肖像権を侵害で東京地方裁判所に提訴した。選手会では，ゲーム販売の差し止めなどを求めている。

　これに対し，日本野球機構では「選手の肖像権などの価値は，球団，連盟，機構がプロ野球試合を実施することによりはじめて生じたもの」とし，「球団が選手の肖像権を管理，使用の権利を有することは当然」だと主張。

　一方，コナミは，訴状をまだ受領していないことを理由に詳細なコメントは控えているようだ。ホームページ上で「野球機構および選手会との間で円満に，かつ迅速に解決されることを希望する」とだけ掲載している。

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