「完成度が高い！」Thread Colorsいよいよ完成！

2002年10月11日

　ディースリー・パブリッシャーは10月11日（本日），プレイステーション2用「Thread Colors さよならの向こう側」（11月14日発売）の完成披露発表会を開催した。

　本日行われた発表会では，まずディレクターの鈴木淳氏，キャラクターデザインを担当した風上旬氏，シナリオを担当した館山緑氏が登場。同ゲームの特徴などを話してくれたぞ。

　鈴木氏によると，「Thread Colors さよならの向こう側」は「ファーストKiss☆物語」「LoveSongs アイドルがクラスメ〜ト」などを開発してきたヒューネックスが，同社10周年作品として贈るアドベンチャーゲーム。

　物語の舞台となるのは，地方都市・清滝市にある総合病院だ。事故に遭い，記憶喪失となってしまった主人公は，病院で後輩や妹，幼なじみなど，5人の女の子と触れあいながら，記憶を取り戻していくことになる。

　注目のシナリオのボリュームは「1本につき10時間もいかないぐらい」（鈴木氏）でプレイOK。ただし，1人のシナリオを普通に終了するだけで，という条件付きなので，5人すべてをクリアしようとすれば，相当なモノになるはず。

　また内容も，「ラブコメあり，ホラーありとかなりバラエティ富んでいる」（鈴木氏）のも特徴。「館山氏が紡いだ重厚な物語で，どうしても重くなりがちな気分を，風上氏が描くかわいい女の子が救ってくれます（笑）」（鈴木氏）という言葉も聴かれていたぞ。

　ちなみに風上氏はこの作品で，100枚以上＋おまけ分と数多くのイベント絵を描くコトに。「次の仕事が来ても，できなくなるんじゃないか!? と思うほど，持っているすべてのネタを凝縮しました。おかげで寿命が縮まりましたよ」（風上氏）と，会場に集まった人たちの爆笑を誘う場面も。

　このほかにも会場には，声優の野中藍さん，石毛佐和さん，水城レナさん，石松千恵美さん，大原さやかさんが登場！ 「幼い役を想像してアフレコに行ったら，もっと大人に……と言われて困っちゃいました（笑）」（野中さん）など，アフレコ時の苦労話なども披露。＜ピー＞が入るキーワードも出てくる盛り上がりぶりに，ディレクターの鈴木氏もヒヤヒヤの様子（笑）。

　また最後には，主題歌，挿入歌を歌う佐藤裕美さんの生ライブも開催され，大盛り上がりのうちに幕を閉じた「Thread Colors さよならの向こう側」完成発表会。早速こちらで詳細なゲーム内容をチェックして，11月14日の発売日を今から心待ちにしていよう。

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