コナミと学研が教育用カードゲームで提携

2003年1月21日

　コナミと学習研究社は，“エデュケーショナル・カードゲーム”という新カテゴリーの確立を目指し，業務提携を行った。コナミのエンターテイメント資産と，学研のエデュケーション資産の融合により，この市場の開拓を狙う。

　その第1弾となるのが“図鑑トレーディングカードゲーム”「ガタバイト」だ。

　物語のキャラクターだけでなく，小学生に人気の実在の昆虫をモチーフとしている。カードの表にはキャラクターが描かれ，裏面には昆虫が印刷されている。キャラクター同士のバトルだけでなく，裏面は図鑑としてもコレクションの楽しさが味わえることに。

　実在の昆虫のデータは，ご存知・学研の「科学」編集部の監修のもと100種類以上が厳選され，その生態などが分かるようになっている。またこの生態データは，ゲームシステムに反映されるというから面白い。

　発売は6月中旬の予定。価格はブースターパック（5枚入）が150円。ブースターBOX（30パック入）が4,500円。スターターボックス（カード50枚・ゲームフィールド・説明書などを同梱）が980円（価格はすべて予価）。

　昆虫をモチーフとしたストーリーであることを考慮し，（表面に描かれた）キャラクター情報の紹介も「科学」誌上で展開される。キャラクターデザインは松下浩美氏。カブトムシやクワガタをモチーフにしたものになっているようだ。

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