“音でプレイする”視覚障害者用インベーダー発売

2003年7月12日

　日本障害者ソフトは，視覚障害者用PCゲーム「スペースインベーダー フォーブラインド」を7月25日に発売する。タイトーの全面協力によって実現した。

　このソフトは，視覚障害者用に音声のみで「インベーダー」を楽しめるようにしたもの。ヘッドホンから流れる音によってインベーダーが認識可能で，自機の位置も音の強弱，音程などによって知ることができる。

　価格は2万4,000円。日本障害者ソフト代表の谷口氏は，「スペースインベーダー」の全盛期にゲームを楽しんだ経験者であり，「ぜひその楽しさを視覚障害者にも伝えたい」という想いで同ソフトを開発したという。

　現在，デモ版が日本障害者ソフトのHPで公開中。プレイにはDirectSound対応サウンドカードとステレオヘッドフォンが必須。

[SOFTBANK GAMES]

(C)日本障害者ソフト 2003
(C)TAITO CORPORATION 1970,2003
※画像はデモ版のものです。