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盛り上がった「エンジェリックヴェール」発売イベント
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2003年11月29日 |
エレクトロニック・アーツは本日（11月29日），Windows用3DシミュレーションRPG「エンジェリックヴェール・プログレス〜ウェスペールの迷宮〜」の発売記念イベントを，秋葉原で開催した。
同タイトルは4月に発売された「エンジェリック ヴェール」の続編。ベルーナ王国の危機をくぐり抜けた主人公・オージェルたちの冒険がまた楽しめる。謎の地下ダンジョンなどを舞台に展開し，新キャラクターの追加やシステムの改良などが行われている。価格は6,800円。
今回の発売記念イベントは，LaOXアソビットシティとヤマギワソフト館の2カ所で開催され，取材におじゃましたのはアソビットのほう。こちらでは主人公・オージェル役の荻原秀樹氏と，ユズリハ役の井上喜久子さんが制作のクロムシックス・田中氏とともにトークを行った（ヤマギワソフト館では井上さんの代わりにフィオ役・飯塚雅弓さんが出演）。
収録時の想い出について，「前作を何度もプレイしていたので，自分の中でオージェルがしっかりしたキャラクターに成長していたので，久々の収録で弱々しい部分が出せなくて困った」（荻原氏），「セリフの言い回しが難しくて漢字が読めないこともあった」（井上さん）
ほかにも「“はい”だけで10回以上，“ん？”だけで20回以上のリテイク（やり直し）があった」と，かなりこだわったアフレコだったようだ。横でそのリテイクを出した張本人・田中氏が苦笑い。
ほかにもマジメなストーリーの中に，ときどき笑える“オマケシナリオ”が入っていることなども明らかに。詳細はプレイしてのお楽しみだが，井上さんが演じた“オマケシナリオ”のテープで流されるたのだが，会場に集まったファンも大爆笑の熱演でした。
もちろんトークもお笑いの連続……というか，井上さんが「らしさ」爆発！ 前述のテープの準備に“間”ができてしまったので，萩原氏が「（音の）準備ができるまでお話をしましょうか？」とふると，「じゃ『しりとり』でもしましょうか」と真剣な顔で応えるお姉ちゃん。さらに萩原氏が「前作のプレイデータをインポートすると……」と話すと，「インポートって何？？」の顔の井上さん。「私，東洋人だから分からない〜」（井上さんが演じるユズリハは西洋人風キャラが多い今作では珍しい“東洋人”と設定されている）と会場の笑いをとってました。
そんな楽しいトークの後は，プレゼントタイム。ジャンケンで勝つと，サイン入りポスターやイラスト入りのサイン色紙がもらえたのだ。そして目玉は，その場で声優さんが声を吹き込んでくれるというボイスカード!! 「こ，これはオレが欲しい」と思わずジャンケン大会に参加しかける取材班。
「○○君，メリークリスマス！」と萩原氏や井上さんが勝ち残った人の名前を呼んでくれたカード。これ一生の宝物じゃないスか。いいなぁ！
さて，今後の「エンジェリックヴェール」の展開だが，田中氏は「続編ももちろんだけど，コンシューマーゲーム機でも展開したい」と話していた。具体的な計画はないようだが，実現したら嬉しいねっ！ なお，萩原氏は本日お誕生日だそうで，井上さんの音頭でファンから「ハッピバースデートゥーユー」の大合唱。萩原さんにとっても想い出のイベントとなったみたいでした。おめでとうございます。
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