コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)によれば,徳島県警生活保安課と徳島東署は11月30日,コンピュータソフトなどをCD-Rに複製させいていた徳島市内の3書店の代表者らを著作権法違反(複製権の侵害)の疑いで徳島地検に書類送検したという。
書類送検された3書店は,店頭や店内に「CDコピー承ります」などと書かれたポスターなどを貼り出して,コピーサービスを宣伝。店内に設置したCD自動複製機を使って,客が持ち込んだコンピューターソフトや音楽CDを有料でCD-Rに複製するサービスを行っていた。
ACCSのリリースによれば,6月ごろには徳島東署の署員が,コピーサービスの広告を発見。同署からの連絡を受けてACCSが実態調査を行ったという。調査で違法行為が確認されたため,8月に3書店に警告書を送付したところ,コピーサービスをやめる旨の回答があったという。
しかし,その後もサービスを継続していることが確認されたため,同署は10月28日に3書店の家宅捜索を行い,CD自動複製機3台のほかCD-R121枚などを押収した。
[原 毅彦,SOFTBANK GAMES]
NEWS TOP
|