本日(12月1日)都内のホテルにおいて,2000年夏公開予定の劇場アニメ「劇場版ポケットモンスター・結晶塔の帝王/同時上映 ピチューとピカチュウ」(東宝)の制作発表会が行われた。
この日,劇場版の制作発表の前に,米国のスタッフも交えた「ポケモン」のビジネス展開を中心にした報告も行われている。
任天堂の広報室企画部部長・川口孝司氏は,台湾地震の影響で先日発売された「ポケモン 金・銀」(GB)が,予約者全部に渡らなかったことを詫びると同時に,近日中に追加出荷されることを明らかにした。さらに,同タイトルの予約数が300万本であること,年内には500万本,さらに今期末までには800万本の出荷を見込んでいることなどを発表。
「ポケモン」が爆発的な人気となっている米国における状況や,今後の計画も明らかにされた。
ニンテンドウ・オブ・アメリカのゲイル・ティルテン氏は,ゲームボーイのポケモンが既に米国で800万本が売れていることを報告するとともに,劇場アニメについても触れ,「(米国で)2作目となる劇場版をワーナーブラーザーズで展開。2000年夏に米国で上映予定」だという。
さらに今後の米国での「ポケモン」の展開について,米国をはじめ世界で「ポケモン」ビジネスを展開するフォーキッズ エンタテインメントのアルフレッド・カーン氏は,「グッズについて各方面のトップメーカー100社とライセンシーを結んでおり,1000種類を超える”ポキモン”(米国ではこう発音するらしい)のグッズがリリースされる」と話す。中には米国オリジナルグッズもあるようだ。
TV版「ポケモン」は15カ国語で展開され,米国以外で既に放送が開始されている英・独をはじめ,世界中の子どもの人気者となった。
「劇場版ポケットモンスター・結晶塔の帝王/同時上映 ピチューとピカチュウ」制作発表会のもようはこちらを参照のこと。
[原 毅彦,SOFTBANK GAMES]
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