マルチメディアコンテンツ振興協会が,通商産業省と共催で毎年開催している「マルチメディアグランプリ」が今年も行われた。これは,国内外で優れたマルチメディアコンテンツの制作に携わる人物や企業を表彰するもの。
今回,全196点の応募作品の中からグランプリに輝いたのは,ソニー・コンピュータエンタテインメントが7月に発売したお話しゲーム「どこでもいっしょ」だ。
「携帯ペットでも育成ゲームでもなく,従来のゲームの枠に収まらない新しいゲームの分野を構築した功績は大きい」というのが受賞の理由。
本日(12月1日),都内で行われた贈賞式では,「どこでもいっしょ」の制作プロデューサーである桐田富和氏が「トロ」を胸に抱いて登場。桐田氏は「今回名誉ある賞を頂いたことは,スタッフのみならず”どこいつ”を応援してくれているファンと喜びたい」と受賞の感想を語った。
ほかにゲーム関係の受賞作品では,Dreamcastの「シーマン〜禁断のペット〜」がパッケージ部門エンタテインメント賞を受賞した。
また,人物表彰の部における最高賞である「MMCA 会長賞」は,漫画家であり,アニメーション作家としても活躍中の大友克洋氏が選奨された。
[SOFTBANK GAMES]
協力:「ザ・プレイステーション」編集部
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