ナムコは,米Virtual Music Entertainment,Inc.と共同開発した業務用音楽ゲーム機「クエスト フォー フェイム」を12月10日に発売する。
「クエスト フォー フェイム」は、VME社が1995年にアメリカでPC用ソフトとして,1997年にはプレイステーション用として開発した,「エアロスミス」をフィーチャーしたリズムギターゲーム。
PC用とPS用ではギターのみの演奏パートだったが,今回発売する業務用ではドラムパートを追加し,1台の筐体で2つの楽器の演奏をできるようになった。
1人でギターあるいはドラムのみのプレイを行い,2人同時プレイでギターとドラムのセッションを楽しめる。
ギターの弦に当たる入力部に光センサーを設置し,センサーに触れて光を遮ることで入力が感知される。このため,スイッチ式に比べ指への負担が少なく,軽いタッチで細かいビートも刻むことができるという。
また,複雑なドラム演奏を手軽に楽しめるようにドラムの入力部を一つにまとめ,筐体に付属しているスティックを使用してドラム演奏の醍醐味であるリズムをリードする楽しさを体感できる。
ナムコとVME社は,「クエスト フォー フェイム」の共同開発をきっかけに,インターネットビジネス,業務用・家庭用ミュージックエンターテインメントソフト、音楽教育用ソフト,PC用ソフトの企画・開発を目的として,今年11月にVME社の株式買収に合意しており,VME社はナムコの米国子会社ナムコ・ホールディングCORP.の新子会社(ナムコ・ミュージック・プレイグラウンドLTD.(仮称))とする予定だという。
また,ナムコは,12月に「クエスト フォー フェイム」を皮切りに,「ウンジャマ・ラミー NOW!」「ミリオンヒッツ」「パカパカパッションスペシャル」と音楽ゲームを4種類発売する予定だという。
[SOFTBANK GAMES]
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