1999年12月6日 更新

ゲーム関連メーカーも多数協力
「20世紀おもちゃ博物館展」開催

　日本玩具文化財団は12月28日から，東京を皮切りに全国巡回する玩具の展示会「20世紀おもちゃ博物館展」を開催する。

　これは「おもちゃ・遊びの世界からみた20世紀」をテーマとし，時代を映し，生活文化財としてのおもちゃの魅力などを伝えることを目的に開催されるもの。日本玩具協会をはじめ，さまざまな おもちゃに関わる約40の団体や企業，施設などの協力で実現した一大イベントだ。協力会社の中には，SCEIやセガ，任天堂といったゲーム関連メーカーも数多く名を連ねる。

　初回会場は，日本橋 三越（12月28日〜2000年1月9日・1月1日〜2日は休み）。明治時代から最新ゲーム機までの各時代のおもちゃを紹介する「おもちゃ100年の歴史」，玩具に多大な影響を与えたヒーロー・ヒロインを集めた「キャラクターランド」，乗り物玩具を集めた「男児玩具」，歴代の着せ替え人形を見ることができる「女児玩具」などのゾーンが用意されている。

　ほかにも泉麻人氏，きんさんぎんさんら著名人に，子どものころに遊んだおもちゃとの思い出を語ってもらう「おもちゃとの出会い」ゾーンや，「おもちゃのひろがり・未来」ゾーンなども見所。

　さらに，オークションにおいて800万円以上で落札されたという，'50年代のブリキのオモチャ「マシーンマン」（写真）も展示される。また，約20団体の秘蔵コレクションも一堂に集まるなど魅力たっぷりのイベントとなりそうだ。

　入場料は一般・大学生が600円，中高生が400円，小学生以下は無料。三越の後も，8月末まで，全国の百貨店 催事場で開催される計画。

[原 毅彦，SOFTBANK GAMES]

(C)MASUDAYAコレクション

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