コンピュータエンタテインメントソフトウェア協会(CESA)は本日(12月15日),「東京ゲームショウ 2000春」の概要について発表を行った(記事)。その席上,国内で販売されたコンピュータエンターテイメントソフトの中から優秀作品を選考・発表する表彰制度「第4回日本ゲーム大賞」の開催も発表された。
CESA・日本ゲーム大賞実行委員会の原口洋一氏によれば(右下写真),「日本ゲーム大賞」は従来から行われてきたCESA大賞から名称を変更しただけでなく,「より開かれた権威ある賞」を目指すという。プラットフォームの種類を設けず「公開」「公平」「公正」の精神に則り,優秀作品を決定し,表彰するものになる。
「第4回日本ゲーム大賞」は,'99年1月1日から12月31日の間に国内でリリースされた全作品を対象とし,CESA会員投票,一般投票,さらに200名からなる「日本ゲーム大賞アカデミー委員会」により,大賞,優秀賞,さらに各賞を決定する。なお,「日本ゲーム大賞アカデミー委員会」の委員長は,北里大学教授・東京大学名誉教授である養老孟司氏が勤めることも発表された。
今回選考されるのは,大賞(1作品),優秀賞(5作品)のほか,「ゲームデザイン賞」「プログラミング賞」「グラフィック賞」「ムービー賞」「サウンド賞」「キャラクター賞」「シナリオ賞」の各部門賞が1作品ずつ。さらに,斬新なアイディアを取り入れた作品や,新ジャンルを開拓した作品(3作品)に贈られる「ニューウェイブ賞」のほか,海外で制作され話題となった「海外作品賞」および著名人の中からゲーム業界に貢献した人に贈られる「ベストゲーマー賞」の特別賞2賞も選考される予定。
各受賞作品は2000年3月30日に「東京ゲームショウ2000春 前夜祭 第4回日本ゲーム大賞・発表授賞式」において,発表・表彰される。
豪華賞品も抽選で当たる「第4回日本ゲーム大賞」一般投票の要領は,こちらに掲載。これを読んで,キミの今年のベスト作品に投票しよう!
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