CG-ARTS協会(財団法人画像情報教育振興協会)は,2000年2月25日から3月2日まで草月会館において,文化庁メディア芸術祭企画展「Jam3」(ジャムキューブ Japanese Art,Manga and Media Mixed)「Robot-ism 1950-2000〜鉄腕アトムからAIBOまで」を開催することになり,本日(12月16日)その記者発表会が行われた。
これまでは,平成9年度から選出されている文化庁メディア芸術祭賞の作品展・シンポジウム等を行ってきたが,今年度からはこれとあわせて企画展を開催することになったもの。
今回は「Robot-ism 1950-2000」をテーマに,「鉄腕アトム」に始まった日本のロボットアニメの系譜をたどりながら,アート・テクノロジーへの影響,メディアアートへの関わりなどを検証していく。
内容は,展示・ライブ・シンポジウムと大きく3つに分かれ,展示企画では,「鉄腕アトム」から「∀ガンダム」までの新旧ロボットアニメの映像や,「AIBO」「P3」などの最新ロボット,ロボットをモチーフにしたアート作品などが展示される予定。
また,マンガ家の里中満知子さん(写真右)とモンキー・パンチさん(写真左)がデザインしたオリジナルロボットの展示も行われる。
ライブは,ケン・イシイ氏と原田大三郎氏によるDJとVJのコラボレイト「Robo MIX」と,本年度の文化庁メディア芸術祭賞優秀賞を受賞した明和電機によるロボットをテーマにしたライブが行われる。
シンポジウムは,Robot-ism エロス,Robot-ismマニア,Robot-ismデザイン,Robot-ismメカニズムといったテーマを設け,アニメ・マンガ・技術・アートなどの各分野のキーパーソンにより行われる。
出演予定者には,監督の富野由悠季氏やメカデザイナーのカトキハジメ氏などのおなじみの名前もあがっている。
各企画の入場料等・スケジュール・会場へのアクセスなど,詳しいことは,Jam3のホームページで確認して欲しい。
[SOFTBANK GAMES]
NEWS TOP
|