1999年2月1日

昨年末,台場の話題だった

新メーカー「デジアニメ」とは?

'98年末,突如その姿を現した謎のWindowsゲームメーカー「デジアニメコーポレイション」の情報が入ったのでレポートする。

 昨年クリスマスからおよそ一週間,国際展示場を中心とする臨海副都心線に,デジアニメコーポレイションなるメーカーのWindowsゲームの告知ポスターが100枚も貼られ,コミックマーケットに訪れたファンの注目を集めたらしい。

 関係者によれば,このポスターは盗難が相次ぎ,被害枚数は180枚にもなったという。駅に掲出した100枚の全ポスターが,それぞれ2回ずつ(貼り直しした)盗まれたということになる。それだけでもこのメーカーに対する期待度がうかがいしれる。……つーか,盗難すんなよ。

 さて,このデジアニメコーポレイションが今春発売する第一弾ソフトでは,キャラクターデザイン・作画監督として,「新・天地無用」や「神秘の世界エルハザード」など大人気アニメで有名な中澤一登氏を採用。ファンは発売を首を長くして待とう。ただ〜し,年齢制限があると思われるので注意。

 ゲームで使われるアニメーションは,絵の枚数的には通常の30分番組の3本分というから,期待大だ。ただ動画シーンだけが売りではなく,「ゲームには探索する楽しみがなければならない」というコンセプトのもと開発され,充実した内容となっているようだ。

[ITmedia]

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