1999年2月11日 雪も降るのを待ってくれた？ 秋葉原「FF8」発売日の朝 　雪が心配された2月11日，東京の早朝は快晴だった。昨夜秋葉原でダンボールをかぶって，寒さを凌いでいた「ファイナルファンタジーVIII」購入徹夜組も濡れずにすんだようだ。 　メッセサンオーでは，予約者のみの販売だったが，開店前には数百メートルの列が。ざっと数えて350名くらい？（正確な数字は確認中） 　予約をしているのに徹夜を含む列ができるのは，午前3時に更新した速報の通りショップのテレカ目当て。しかもシリアルナンバー付のため，早い番号を狙って始発で来たという高校生も。ちなみにシリアルナンバーは102番からだとか。 　また，「少しでも早くプレイしたくて」と始発で千葉方面から来て並んだ女子高校生もいた。「なら，地元のコンビニで買えばいいのでは？」という質問に，やっぱり「テレカは魅力」とのこと。 　また，ポケットステーション目当ての列が目立つ，ラオックス ザ・コンピュータGAME館では，店員が整理券を配り，9時すぎには「本日のポケットステーションは完売しました」の看板が出た。「ファイナルファンタジーは，この後予約してあるコンビニに取りに行きます。取り敢えずポケステを入手しておきたい」という声も。 　大型店の列が終わり，秋葉原の街がやや落ち着きを取り戻したとき，それを待っていたかのように上空は厚い雲が立ち込め，冷たいみぞれが降りだした。東京においては天もこのビッグタイトルの味方なのか？ 　発売当日の様子は2月19日発売の「ザ･プレイステーション」でも紹介される。同号では，この日の主役，メッセサンオーさんからいただいた超レアグッズのプレゼント企画もあるようだ。見逃すな！ [原 毅彦，ITmedia]
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