1999年2月17日
AOUの会場では,「CAPCOM」のロゴの入った春麗の巨大の紙バックを持った来場者を多く見かけた。それもそのはず,カプコンブースの目玉は対戦格闘「ストリートファイターIII サードストライク」だったのだ。 カプコンでは,「ストリートファイターIII サードストライク」の試遊台を20台以上持ち込んだ。完成度は42%ながら,新キャラクターも操作できたぞ。特に昭和40年代を思い起こさせる,等身大ロボット風の新キャラが人気だったようだ。 新キャラクター4人に加え,元祖・対戦格闘ヒロイン,春麗の復活も嬉しい。あのたくましい足からの必殺技は健在だ。全19人が新たな闘いに挑む。 強さだけでなく美しさも判定の基準とし,対戦内容を総合的に判断する「グレードジャッジシステム」を導入。今春は再び「ストリートファイター」たちがゲームセンターを席巻するだろう。 3月リリース予定のシューティング「ギガウイング」も注目されていたぞ。プレイヤーが操るメカから敵弾を弾き返すシステムが新しい。 「ギガウイング」は得点が派手にアップしていくのも快感。取材にカプコンブースに出向いたときの最高得点は,何と4兆点! 「やった! 5兆点出したぜぇ」な〜んて,景気のいい会話がゲームセンターで聞ける日ももうすぐだ。 ほかにもNAOMI基板を採用した立体冒険活劇(対戦格闘と思ってもらっていい)「パワーストーン」もデモされていた。 NAOMI基板による美しく自然な立体感を表現した画面はもちろんのこと,コンシューマーゲーム機・Dreamcastへのいち早い移植で,同基板のメリットを業界に伝えた功績は大きい。 [ITmedia] |
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