1999年2月18日

AOUの「ビーマニ」一族に

プレイ待ちの長い列が

 コナミはミュージックゲームマシンの巨大きょう体各種をAOUに持ち込んだ。「ビートマニア」のリリースにより,ゲームセンターにミュージックゲームブームを起こした同社だけに,今回のAOUでは新作の登場が期待されていた。

 3月に登場予定のギターシミュレーション「ギターフリークス」は,ギターの形をしたコントローラを使用し,リズムに合わせてギターを弾くゲーム。ネックボタンを抑えながらピッキングレバーを弾くというだれでもプレイできるところも嬉しい。エフェクターノブも付いた,結構本格的なものだ。全12曲が用意されている。

 ドラムシミュレーション「ドラムマニア」も出展。リリース時期は未定。スティックだけでなく,フットペダルも駆使して,サウンドに合わせたドラム演奏をするのだ。「ポップンミュージック2」もデモされていたぞ。前作に加え,12曲も新曲が追加されている。新キャラも登場し,「バラエティモード」で多人数プレイがより楽しみだねっ。

 ほかにもDJシミュレーションの最新作「ビートマニアIIDX」が出ており,するどい目(耳?)で熱中しているプレイヤーとそれを見守るたくさんのギャラリーたちの姿が,新しいゲームセンターの風景として定着していくのだろう。この「IIDX」は,7つの鍵盤の採用が多彩なプレイを可能にしそう。新スピーカーシステムによる重低音もシビれるぜ!

 こうした「ビーマニ」一族のきょう体の前には,常にプレイ待ちの列ができ,ミニスカをはいた奇麗なコンパニオンさんが対応に追われていた。

 ミュージックシミュレーション以外でも,稼動中の製品が人気。シューティングの「グラディウスIV」,レーシングの「スリルドライブ」も人垣ができるなどすごい人気。

 いずれにしろブース内は身動きできないほどの人が集まり,最も活気付いていたコナミブースは,間違いなく今回のAOUの主役の1つだった。

[ITmedia]


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