1999年3月4日

TGS99春の出展タイトルは378!

携帯ゲーム機に注目せよ

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CESA
URL: www.cesa.or.jp

 コンピュータエンターテインメントソフトウェア協会(CESA)は,3月19日開催予定の「東京ゲームショウ'99春」に出展予定の新作タイトル総数が,378タイトルになったと発表した(2月末到着分)。

 そのプラットフォーム別のうちわけは下の表を参照のこと。その他には未定のものや周辺機器も含まれる。

プラットフォーム別出展予定タイトル一覧

プラットフォーム 出展数
プレイステーション 180
ゲームボーイ 42
ワンダースワン 40
Windows 40
Dreamcast 32
NINTENDO 64 12
セガサターン 8
Macintosh 3
ネオジオポケット 1
その他 20

 昨年秋に行われた,前回のゲームショウのときと比較して,最も注目されるのは「ワンダースワン」の40本もの出展タイトル群。発売直後だというのに,携帯ゲーム機市場で直接のライバルに当たるゲームボーイとほとんど同じ数のソフト群が,ゲームショウで見ることができるのだ。カラー機の発売が迫っているネオジオポケットにも頑張ってもらいたいところだが,TGSまでに驚くようなタイトルを用意してくるかもしれない。

 ほかのプラットフォーム別のうちわけに関しては,サターンとDreamcastが入れ代わった形になったことを除けば基本的に前回と似通ったもの。セガのメインプラットフォームになったDreamcastは,この春の新製品ラッシュを反映してさまざまなジャンルのゲームがプレイできそう。また,Pentium IIIの登場でグラフィックに磨きがかかったWindowsとiMac人気で活気付くMacintoshのパソコン勢にも注目したい。

 

 併せてジャンル別の統計も発表されている。

ジャンル別出展予定タイトル一覧

ジャンル 出展数
シミュレーション 94
ロールプレイング 50
アクション 42
アドベンチャー 36
スポーツ 22
レーシング 21
パズル 19
シューティング 15
その他 82

 ジャンル別では,上位4ジャンルに関して前回と全く同じ。比率もほとんど変らない。いい加減,そろそろ新しい潮流がみたいところだが……。

 ほかには,スポーツゲームが多少増えているものの,レーシングやパズルとともに「定番」としてコンスタントに出展されるもよう。というか,シューティングがもっとプレイしたいなあ……。

[原 毅彦,ITmedia]

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